前回までの4回に渡り、人事労務freeeの料金プランの「ミニマム」と「ベーシック」のどちらを利用すべきかに関して、両プランの機能の違いを紹介しました。
今回は、全4回を踏まえて、「ミニマム」と「ベーシック」のどちらを利用すべきかの結論を紹介します。
(2024年8月21日注記)人事労務freeeの料金プランは、2024年3月以降の新規契約・契約更新から、大きく改定となっております。改定後の料金プランに関しては、別記事で紹介させていただく予定です。
「ミニマム」と「ベーシック」のどちらを利用すべきかの結論
まずは、最初から「ベーシック」を利用することが必要なのは、以下の場合となります。
①人事労務freeeをタイムレコーダーとして利用する場合(参照:人事労務freeeの料金プランは「ミニマム」と「ベーシック」のどちらにすべきか?(2)~勤怠打刻機能・打刻まるめ~)
一方、年末調整の際には、年末調整の「従業員での入力」機能があると非常に効率的です(参照:人事労務freeeの料金プランは「ミニマム」と「ベーシック」のどちらにすべきか?(3)~人事マスタ(従業員での登録・変更リクエスト)・年末調整(従業員での入力・一括ファイル出力~)。
しかし年末調整の時期は限られています。
そこで、あえて月払プランで「ミニマム」で契約し、年末調整の数か月の間は「ベーシック」に変更し、年末調整が終わったら「ミニマム」に戻ることをお勧めします。
但し、常時入社の人数が多い場合は、人事マスタの「従業員での登録」が利用できる方が良いです(参照:人事労務freeeの料金プランは「ミニマム」と「ベーシック」のどちらにすべきか?(3)~人事マスタ(従業員での登録・変更リクエスト)・年末調整(従業員での入力・一括ファイル出力~)。
常時入社が多い場合は、最初から「ベーシック」の利用をお勧めします。
もし、入社が特定の時期(4月等)だけの場合も、あえて月払プランで「ミニマム」で契約し、特定の入社時期と年末調整の数か月の間は「ベーシック」に変更し、入社処理と年末調整が終わったら「ミニマム」に戻ることをお勧めします。