※2020年10月16日に公開した記事ですが、リライト記事に必要な文言等を追記、その他の部分も修正して2021年10月22日に再度公開しました。
前回までの3回に渡り、「スモールビジネス」と「ビジネス」の2つの料金プランでの、マネーフォワードクラウド請求書の機能の違いを紹介しました。
マネーフォワードクラウドを利用すると、マネーフォワードクラウド会計、マネーフォワード請求書以外に、マネーフォワードクラウド給与(給与計算)等のシリーズ商品も利用できます。
今回は、マネーフォワードクラウド給与(給与計算)等で、「スモールビジネス」と「ビジネス」の2つの料金プランで機能の違いがあるのか、を紹介します。
また、マネーフォワードクラウドのすべてのシリーズ商品を踏まえて、どのような場合に「スモールビジネス」ではなく、「ビジネス」を利用すべきかを紹介します。
マネーフォワードクラウド給与
マネーフォワードクラウド給与では、「スモールビジネス」と「ビジネス」の二つの料金プランでの、機能の違いはありません。
マネーフォワードクラウド年末調整
マネーフォワードクラウド年末調整では、「スモールビジネス」と「ビジネス」の二つの料金プランでの、機能の違いはありません。
マネーフォワードクラウド勤怠
マネーフォワードクラウド勤怠でも、「スモールビジネス」と「ビジネス」の二つの料金プランでの、機能の違いはありません。
マネーフォワードクラウド社会保険
マネーフォワードクラウド社会保険でも、「スモールビジネス」と「ビジネス」の二つの料金プランでの、機能の違いはありません。
マネーフォワードクラウドマイナンバー
マネーフォワードクラウドマイナンバーでも、「スモールビジネス」と「ビジネス」の二つの料金プランでの、機能の違いはありません。
マネーフォワードクラウド経費
マネーフォワードクラウド経費でも、「スモールビジネス」と「ビジネス」の二つの料金プランでの、機能の違いはありません。
全シリーズ商品を踏まえての結論
上記の通り、マネーフォワードクラウド会計とマネーフォワードクラウド請求以外のシリーズ商品では、「スモールビジネス」と「ビジネス」の二つの料金プランでの、機能の違いはありません。
今までの6回にわたり紹介したマネーフォワードクラウド会計とマネーフォワードクラウド請求書の料金プランごとの機能差を踏まえると、「ビジネス」を利用することが必要なのは、以下の場合となります。
①マネーフォワードクラウド会計で口座を連携したい銀行のインタネットバンキングが、API連携できない場合で、かつ電子証明書方式の場合(参照:マネーフォワードの法人向け料金プランは「スモールビジネス」と「ビジネス」のどちらにすべきか?(1)~電子証明書連携ソフト・API連携~)
②マネーフォワードクラウド会計で3部門以上で部門別会計を実施したい場合(参照:マネーフォワードの法人向け料金プランは「スモールビジネス」と「ビジネス」のどちらにすべきか?(3)~部門・仕訳入力の期間制限機能・取引No.の振り直し~)
③マネーフォワードクラウド請求で1月分の納品書をまとめた合計請求書を作成したい場合(参照:マネーフォワードの法人向け料金プランは「スモールビジネス」と「ビジネス」のどちらにすべきか?(4)~郵送やメール送信等の一括操作・回収消込表・販売管理台帳~)
④マネーフォワードクラウド請求で4人以上のメンバーを登録したい場合(参照:マネーフォワードの法人向け料金プランは「スモールビジネス」と「ビジネス」のどちらにすべきか?(5)~追加メンバー数の制限・品目CSVアップロード・郵送代行機能の料金~)
⑤マネーフォワードクラウド請求で、CSVファイルに複数枚の請求書の項目(取引先名、品名、単価、数量、金額等)を設定し、このCSVデータをアップロードして複数枚の請求書を一気に作成したい場合(参照:マネーフォワードの料金プランは「スモールビジネス」と「ビジネス」のどちらにすべきか?(6)~一覧モード・帳票CSVアップロード(帳票の一括作成)~)
その他の機能に関しては、最初から利用する必要もありませんので、まずは「スモールビジネス」を利用し、利用したい機能がある場合には「ビジネス」に移行するのがよいかと思います。