マネーフォワード クラウド確定申告の料金プラン比較【2026年版】パーソナルミニ・パーソナル・パーソナルプラスの選び方

マネーフォワード クラウドの個人事業主向けプランには、「パーソナルミニ」「パーソナル」「パーソナルプラス」の3種類があります。いずれも確定申告書の作成や銀行・クレジットカード明細の自動取込に対応しますが、消費税申告、レシート撮影数、請求業務、経営レポート、電話サポートなどに違いがあります。

この記事では、2026年8月14日時点の公式情報をもとに、各プランの料金と主な機能を比較し、どのような個人事業主に向いているかを税理士の視点から整理します。

先に結論をいうと、所得税の確定申告を低コストで済ませるならパーソナルミニ、消費税申告や請求・経営管理まで行うならパーソナル、電話サポートを重視するならパーソナルプラスが候補です。

目次

個人事業主向け3プランの料金比較

基本料金は次のとおりです。金額はいずれも税抜です。

プラン 月払い 年払い 年払いの月額換算
パーソナルミニ 1,280円/月 10,800円/年 900円/月
パーソナル 1,680円/月 15,360円/年 1,280円/月
パーソナルプラス 設定なし 35,760円/年 2,980円/月

パーソナルミニとパーソナルは月払い・年払いを選べます。年払いの方が割安です。パーソナルプラスは年払いのみです。

3プランの主な機能比較

比較項目 パーソナルミニ パーソナル パーソナルプラス
所得税の確定申告
電子申告
消費税申告
レシート撮影 月15件まで 月30件まで 月100件まで
電子ファイル保存 制限あり 上限なし 上限なし
請求書の一括操作
経営状況のレポート 一部のみ
メール・チャットサポート
電話サポート

パーソナル以上では、インボイス制度に対応した消費税申告、電子ファイルの無制限保存、請求書の一括操作、経営状況のレポートなどを利用できます。パーソナルプラスでは、さらに操作方法に関する電話サポートが付きます。

パーソナルミニが向いている個人事業主

パーソナルミニは、所得税の確定申告に必要な基本機能を低コストで利用したい方に向いています。

  • 消費税の免税事業者である
  • 確定申告書の作成・電子申告を中心に使いたい
  • 銀行・カード明細を自動取得して記帳を効率化したい
  • レシート撮影が月15件以内で足りる
  • 高度な経営レポートや電話サポートは不要

注意点は、消費税申告を利用できないことです。インボイス登録をして課税事業者になった方は、パーソナル以上を選ぶ必要があります。また、レシート撮影は月15件までで、16件以上利用する場合は上位プランへの変更が必要です。

パーソナルが向いている個人事業主

パーソナルは、料金と機能のバランスがよく、多くの個人事業主にとって基準にしやすいプランです。

  • 消費税の課税事業者またはインボイス登録事業者である
  • 領収書・請求書などの電子ファイルをまとめて保存したい
  • 請求書の作成・メール送付などを効率化したい
  • 経営状況をレポートで確認したい
  • 電話ではなくメール・チャットサポートで問題ない

レシート撮影は月30件まで基本料金に含まれ、超過分は1件あたり20円(税抜)です。取引数が多い場合は、超過料金を含めて比較しましょう。

パーソナルプラスが向いている個人事業主

パーソナルプラスは、パーソナルの全機能に加えて、操作方法に関する電話サポートを利用できます。レシート撮影も月100件まで基本料金に含まれます。

  • 初期設定や操作方法を電話で相談したい
  • レシート撮影が月30件を大きく超える
  • ソフトの操作に不安があり、サポートを重視する

電話サポートの対象は、マネーフォワード クラウド確定申告の操作方法です。仕訳の判断や税務相談、他サービスに関する相談は対象外なので、税理士への相談とは区別して考える必要があります。

マネーフォワード クラウドは複数サービスを利用できる

個人事業主向けの基本料金には、確定申告だけでなく、請求書、経費、給与、勤怠、年末調整、社会保険、マイナンバー、契約など、バックオフィス関連の複数サービスが含まれます。

ただし、サービスによって基本料金内の人数や従量課金の条件が異なります。従業員を登録して給与・勤怠・労務管理まで行う場合は、人数に応じた追加料金も確認しましょう。

プラン選びで確認したい4つのポイント

1.消費税申告が必要か

パーソナルミニでは消費税申告書を作成できません。課税事業者やインボイス登録事業者は、パーソナル以上を候補にします。

2.レシート撮影を月何件使うか

基本料金に含まれる件数は、パーソナルミニが月15件、パーソナルが月30件、パーソナルプラスが月100件です。紙の領収書が多い場合は重要な比較項目です。

3.請求・経営管理まで行うか

確定申告だけでなく、請求業務の一括操作や経営レポートまで利用したい場合は、パーソナル以上が適しています。

4.電話サポートが必要か

電話サポートを利用できるのはパーソナルプラスです。メール・チャットで十分なら、パーソナルとの価格差を考慮して選びます。

freee会計の個人事業主向けプランとの考え方の違い

マネーフォワード クラウドは、確定申告・請求書・給与・勤怠など複数のサービスを同じ基本料金で利用できる点が特徴です。一方で、各サービスの利用人数や従量課金を確認する必要があります。

どちらが適しているかは、画面の操作性だけでなく、利用する周辺サービス、証憑の保存量、消費税申告、税理士とのデータ共有方法まで含めて判断するとよいでしょう。

結論:迷ったらパーソナルを基準に考える

  • パーソナルミニ:免税事業者が、所得税の確定申告を低コストで行いたい
  • パーソナル:消費税申告、証憑保存、請求・経営管理まで利用したい
  • パーソナルプラス:電話サポートと多めのレシート撮影枠を重視したい

多くの個人事業主にはパーソナルが選びやすい一方、免税事業者で機能を絞るならパーソナルミニ、電話サポートが必要ならパーソナルプラスという選び方になります。

料金や機能は変更されることがあります。契約前には、マネーフォワード公式の料金ページで最新情報をご確認ください。

※本記事は2026年8月14日時点の公式情報をもとに作成しています。記載金額は税抜です。

監修

新星パートナーズ会計事務所
代表・税理士 井河 伸郎

税務・会計に関する記事は、専門家の立場から内容を確認しています。

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本記事は、一般的な情報の提供を目的としています。個別の取引や税務上の取扱いについては、契約内容や事実関係によって判断が異なる場合があります。また、掲載内容は記事作成時点の情報に基づいています。最新の情報は、各サービスの公式サイトや関係機関の公表資料をご確認ください。

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