マネーフォワードの個人事業向けの料金プランは「パーソナルミニ」「パーソナル」「パーソナルプラス」のどれにすべきか?(12)~郵送、メール送信等の一括操作・回収消込表~

今回で12回目、マネーフォワードクラウドの個人事業向け料金プラン、「パーソナルミニ」「パーソナル」「パーソナルプラス」の機能の違いに関する記事となります。

マネーフォワードクラウドの個人事業向けを利用すると、マネーフォワードクラウド確定申告以外に、マネーフォワードクラウド給与(給与計算)、マネーフォワードクラウド請求書(請求書発行)、マネーフォワードクラウド経費(経費申請)、マネーフォワードクラウド勤怠(勤怠管理)といったシリーズ商品も利用できます。

今回からは、「パーソナルミニ」「パーソナル」「パーソナルプラス」の各料金プランでの、マネーフォワードクラウド請求書の機能の違いを紹介します。

郵送、メール送信等の一括操作

マネーフォワードの法人向けの料金プランは「スモールビジネス」と「ビジネス」のどちらにすべきか?(4)~郵送やメール送信等の一括操作・回収消込表・販売管理台帳~でも紹介したとおり、マネーフォワードクラウド請求書では、作成した請求書に関して、請求書を印刷して郵送することを依頼したり、請求書をメールで送信することができます。

また、請求書を印刷したり、簡単に修正しないようにロックをかけたり、作成した納品書から請求書を作成できます。

この請求書の郵送依頼、メール、印刷、ロック、納品書からの請求書作成に関して、「パーソナルミニ」では請求書を1文書ずつしか操作できませんが、「パーソナル」「パーソナルプラス」では一括で操作ができます。

大量の請求書を処理する場合には「パーソナル」「パーソナルプラス」の方が、効率的です。

回収消込表

マネーフォワードクラウド請求書において、「パーソナルミニ」では回収消込表を利用できませんが、「パーソナル」「パーソナルプラス」では回収消込表を利用できます。

さて、回収消込表ですが、マネーフォワードの法人向けの料金プランは「スモールビジネス」と「ビジネス」のどちらにすべきか?(4)~郵送やメール送信等の一括操作・回収消込表・販売管理台帳~でも紹介したとおり、作成した請求書のうち、未入金となっている残高などを閲覧できる機能となります。

この機能を使えば、たとえば9月末で本来回収予定なのに未回収となっている取引先を一覧表で把握したり、また未回収金の総額を把握できます。

毎度お馴染みのマネーフォワードクラウドサポートのホームページの回収消込表の使い方というページで、詳細は確認できます。

この機能も大量に請求書を発行する場合は、あった方がよい機能です。取引先が多くなければ、会計の残高試算表で、売掛金で未回収先を確認するといったような、他の確認方法もあります。

今回のまとめ

大量の請求書を処理する場合には、郵送、メール送信等の一括操作が利用できる「パーソナル」「パーソナルプラス」の方が、効率的です。

回収消込表はあった方が便利ですが、他の方法でも代用できるので、回収消込表が利用できない「パーソナルミニ」でも大丈夫です。