前回に引き続き、今回もマネーフォワードクラウドの個人事業向け料金プラン、「パーソナルミニ」「パーソナル」「パーソナルプラス」の機能の違いに関する記事となります。
債務管理
マネーフォワードクラウド会計において、「パーソナルミニ」では「債務管理」という機能が使えませんが、「パーソナル」「パーソナルプラス」では「債務管理」という機能が使えます。
マネーフォワードの法人向けの料金プランは「スモールビジネス」と「ビジネス」のどちらにすべきか？(2)~債務管理・補助元帳の一括出力~でも紹介しましが、「債務管理」とは、掛取引（＝後払いの取引）に関して、取引先から受け取った請求書を登録することにより、以下のことを実施できる機能です。
①取引発生時の仕訳を登録
②支払日の管理
③振込用のデータファイル(FBデータ)を作成
④支払時の仕訳の登録
マネーフォワードクラウドサポートのホームページの「債務管理」機能の使い方というページで詳細は確認できます。
使えたほうが便利な機能ですので、もし支払管理に手間を取られているようであれば、「パーソナル」「パーソナルプラス」を利用した方がよいでしょう。
補助元帳の一括出力
マネーフォワードクラウド確定申告において、「パーソナルミニ」では「補助元帳の一括出力」という機能が使えませんが、「パーソナル」「パーソナルプラス」では「補助元帳の一括出力」という機能が使えます。
マネーフォワードの法人向けの料金プランは「スモールビジネス」と「ビジネス」のどちらにすべきか？(2)~債務管理・補助元帳の一括出力~でも紹介しましが、「補助元帳の一括出力」とは、補助元帳の出力（＝PDFファイルでのエクスポート等）時に、、補助科目の設定されている勘定科目のどの補助科目の補助元帳を出力するか選択でき、かつ補助科目が設定されているすべての勘定科目の補助元帳を一括で出力することも選択できる機能となります。
お馴染みのマネーフォワードクラウドサポートのホームページの「現預金出納帳・総勘定元帳・補助元帳」の使い方というページで詳細は確認できます。
補助科目まで会計帳簿をプリントアウトする場合は、使えたほうが便利な機能です。
しかしながら、「補助元帳」の印刷は必須ではない（そもそも補助科目の設定が必須ではない）ので、補助元帳は印刷しないと割り切れば、「パーソナルミニ」の利用でよさそうです。
今回のまとめ
支払管理に手間を取られているようであれば、「パーソナル」「パーソナルプラス」を利用した方がよいでしょうが、そうでないのであれば「パーソナルミニ」でも大丈夫です。
