マネーフォワードの個人事業向けの料金プランは「パーソナルミニ」「パーソナル」「パーソナルプラス」のどれにすべきか?(6)~収益レポートと費用レポート・得意先レポートと仕入先レポート~

今回で6回目、マネーフォワードクラウドの個人事業向け料金プラン、「パーソナルミニ」「パーソナル」「パーソナルプラス」の機能の違いに関する記事となります。

マネーフォワードクラウドの個人事業向け料金プランは、法人向け料金プランよりも、プランによる機能差が多いです。

収益レポートと費用レポート

マネーフォワードクラウド確定申告において、「パーソナルミニ」では収益レポート・費用レポートを利用できませんが、「パーソナル」「パーソナルプラス」では収益レポート・費用レポートを利用できます。

さて、収益レポートですが、以下のことが可能です。

①売上等の収益に関して、補助科目ごとの内訳を日、週、月、年単位で円グラフと明細表で見る

②売上等の収益に関して、補助科目ごとの月次の推移を棒グラフと明細表で見る

③売上等の収益に関して、月ごとの詳細を実現済(=入金済み)取引と未実現(=入金未了)取引ごとで見る

費用レポートでは、以下のことが可能です。

①仕入等の費用に関して、勘定科目と補助科目ごとの内訳を日、週、月、年単位で円グラフと明細表で見る

②仕入等の費用に関して、勘定科目ごと、もしくは補助科目ごとの月次の推移を棒グラフと明細表で見る

③仕入等の費用に関して、月ごとの詳細を実現済(=支払済み)取引と未実現(=支払未了)取引ごとで見る

毎度お馴染みのマネーフォワードクラウドサポートのホームページの「レポート」の使い方というページで、詳細は確認できます。

グラフ表示されると、パット見で全体像を掴めますが、この機能がなくとも、残高試算表等で数値は確認できます。

得意先レポートと仕入先レポート

マネーフォワードクラウド確定申告において、「パーソナルミニ」では得意先レポート・仕入先レポートが利用できませんが、「パーソナル」「パーソナルプラス」では得意先レポート・仕入先レポートを利用できます。

さて、得意先レポートですが、月別の得意先(=売掛先)ごとの前月残と当月発生と当月回収と当月残の表(=残高試算表に似ている)と売掛金に関連する取引の一覧(=売掛金の総勘定元帳に似ている)を確認することができる、機能となります。

仕入先レポートですが、月別の仕入先(=買掛先)ごとの前月残と当月発生と当月支払と当月残の表(=残高試算表に似ている)と買掛金に関連する取引の一覧(=買掛金の総勘定元帳に似ている)を確認することができる、機能となります。

毎度お馴染みのマネーフォワードクラウドサポートのホームページの「レポート」の使い方というページで、詳細は確認できます。

残高試算表と似たような機能であり、残高試算表で売掛金や買掛金で設定されている補助科目をクリックすれば、補助元帳も表示されるため、この機能を私は利用していません。

今回のまとめ

収益レポート・費用レポートは、あれば便利ですが、あまり使いません。得意先レポート・仕入先レポートは私は全く利用していません。これらの機能に関しては、無くてもよいので、「パーソナルミニ」でも十分です。