前回までの8回に渡り、クラウド会計freeeの法人向けの料金プランの「ミニマム」と「ベーシック」のどちらを利用すべきかに関して、両プランの機能の違いを紹介しました。
今回は、前回までの全8回を踏まえて、「ミニマム」と「ベーシック」のどちらを利用すべきかの結論を紹介します。
(2024年8月21日注記)freeeの法人向け料金プランは、2024年7月1日以降の新規契約・契約更新から、大きく改定となっております。改定後の料金プランに関しては、別記事で紹介させていただく予定です。
「ミニマム」と「ベーシック」のどちらを利用すべきかの結論
まずは、最初から「ベーシック」を利用することが必要なのは、以下の場合となります。
①クラウド会計freeeを利用するメンバーが4名上の場合(参照:クラウド会計freeeの料金プランは「ミニマム」と「ベーシック」のどちらにすべきか?(1)~メンバー数の制限・カスタム権限管理~)
②クラウド会計freeeで親部門と子部門のように二階層以上で部門別会計を実施したい場合(参照:クラウド会計freeeの料金プランは「ミニマム」と「ベーシック」のどちらにすべきか?(2)~消し込みに関する自動登録ルールの設定・部門階層~)
③振込件数が多く、総合振込ファイルをクラウド会計freeeで作成して、インターネットバンキングで振込を実施したい場合(参照:クラウド会計freeeの料金プランは「ミニマム」と「ベーシック」のどちらにすべきか?(5)~総合振込ファイル出力機能・振込依頼のインターネットバンキングへの送信~)
④クラウド会計freeeで売上等の日時残高を頻繁に確認したい場合(参照:クラウド会計freeeの料金プランは「ミニマム」と「ベーシック」のどちらにすべきか?(6)~日次残高推移・電話サポート~)
⑤クラウド会計freeeで電話サポートを受けたい場合(参照:クラウド会計freeeの料金プランは「ミニマム」と「ベーシック」のどちらにすべきか?(6)~日次残高推移・電話サポート~)
⑥クラウド会計freeeで1月分の納品書をまとめた合計請求書を作成したい場合(参照:クラウド会計freeeの料金プランは「ミニマム」と「ベーシック」のどちらにすべきか?(7)~定期請求と合計請求・請求書の一括メールと一括郵送・請求書の一括ダウンロード~)
⑦クラウド会計freeeで経費精算を実施したい場合(参照:クラウド会計freeeの料金プランは「ミニマム」と「ベーシック」のどちらにすべきか?(8)~経費精算・人事労務freee連携(経費精算の給与明細連携)~)
その他の機能に関しては、最初から利用する必要もありませんので、まずは「ミニマム」を利用し、利用したい機能がある場合には「ベーシック」に移行するのがよいかと思います。