クラウド会計freeeの法人向け料金プランは「ミニマム」と「ベーシック」のどちらにすべきか?(8)~経費精算・人事労務freee連携(経費精算の給与明細連携)~

今回で8回目となりますが、引き続き、クラウド会計freeeの法人向けの料金プランの「ミニマム」と「ベーシック」のどちらを利用すべきかに関して、両プランの機能の違いを紹介します。

今回は、クラウド会計freeeのうち、経費精算に関する違いを紹介します。

次回は、「ミニマム」と「ベーシック」のどちらを利用すべきかに関しての「結論」なります。

(2024年8月21日注記)freeeの法人向け料金プランは、2024年7月1日以降の新規契約・契約更新から、大きく改定となっております。改定後の料金プランに関しては、別記事で紹介させていただく予定です。

経費精算

ズバリ、クラウド会計freeeの「ミニマム」では経費精算機能が利用できません。「ベーシック」では経費精算機能が利用できます。

クラウド会計freeeの経費精算機能ですが、支払った経費に関して社員がクラウド会計freeeで経費申請を実施し、管理者が承認を実施し、経費を仕訳として登録するものです。

会計機能と連動するので、経費精算書を見ながら一から会計入力をする必要がないのが、経費精算機能の優れた点です。

詳細に関しては、毎度お馴染みのfreeeのヘルプセンターのホームページの会計freeeを使った経費精算の流れというページをご参照ください。

社員が多くなり、社員に対する経費精算が必要になった時には、是非利用した方がよい機能です。

人事労務freee連携:経費精算の給与明細連携

freeeでは給与計算に関しては、人事労務freeeというサービスを別途申し込んで利用します。

クラウド会計freeeで、経費精算機能を利用した場合、社員に支払うべき経費の精算額を、人事労務freeeの給与明細に反映させ、給与と一緒に支払うことができます。

これが「人事労務freee連携:経費精算の給与明細連携」という機能となります。

この機能は、経費精算機能が利用できない「ミニマム」では利用できず、経費精算機能が利用できる「ベーシック」では利用できます。

詳細に関しては、毎度お馴染みのfreeeのヘルプセンターのホームページの経費精算の内容を給与明細に追加するをご参照ください。

社員が多くなり、社員に対する経費精算が必要で、かつ給与と一緒に支払たい場合は、是非利用した方がよい機能です。

今回のまとめ

社員が多くなり、社員に対する経費精算が必要で、かつ給与と一緒に支払たい場合は、経費精算機能、経費精算の給与明細連携が利用できる「ベーシック」の利用をお勧めします。