前々回、前回に引き続き、「スモールビジネス」と「ビジネス」の2つの料金プランでの、マネーフォワードクラウド請求書の機能の違いを紹介します。
今回で、マネーフォワードクラウド請求書の機能の違いに関する記事は、ひとまず終了となります。次回は、全シリーズを含めて「スモールビジネス」と「ビジネス」のどちらを利用すべきかを紹介します。
一覧モード
マネーフォワードクラウド請求書では、登録した請求書の内容を、それぞれ印刷される請求書と同じ様式であるプレビューで確認することができます。
この請求書と同じ内容が表示される方式は、プレビューモードと呼ばれています。
「ビジネス」では、プレビューモードに加えて、「一覧モード」でも請求書の内容を確認できます。
一覧モードでは、個々の請求書のプレビューは表示されず、請求書に設定された項目(取引先、件名、請求額、請求日、支払期限等)が、一覧で表示されます。
毎度お馴染みのマネーフォワードクラウドサポートのホームページの一覧モードの使い方というページで、詳細は確認できます。
各請求書の内容を一覧で確認したい場合は、一覧モードは便利な機能です。
ただ、便利なだけですので、これが「スモールビジネス」ではなく、「ビジネス」を利用するすることの、決定打ではない、と思います。
帳票CSVアップロード(帳票の一括作成)
マネーフォワードクラウド請求書においては、請求書等を一枚一枚作成していく方法が標準となっています。
一方、CSVファイルに複数枚の請求書の項目(取引先名、品名、単価、数量、金額等)を設定し、このCSVデータをアップロードすることで、複数枚の請求書を一気に作成することもできます。
これが、「帳票CSVアップロード(帳票の一括作成)」機能です。
請求書の作成方法として、「スモールビジネス」では「帳票CSVアップロード(帳票の一括作成)」機能を利用できませんが、「ビジネス」では「帳票CSVアップロード(帳票の一括作成)」機能を利用できます。
毎度お馴染みのマネーフォワードクラウドサポートのホームページの帳票CSVのアップロード・ダウンロード(帳票の一括作成)というページで、詳細は確認できます。
大量、かつ共通の項目が多いような請求書を作成する場合には、この帳票CSVアップロード(帳票の一括作成)があると非常に効率的です。
大量、かつ共通の項目が多いような請求書を作成する場合は、「スモールビジネス」ではなく、帳票CSVアップロード(帳票の一括作成)が利用できる「ビジネス」を利用すべきです。
マネーフォワードクラウド請求書に関するまとめ
マネーフォワードクラウド請求書の利用に関しては、大量の請求書を処理する場合には、「郵送、メール送信等の一括操作」「帳票CSVアップロード(帳票の一括作成)」機能が使える、「ビジネス」を利用すべきです。
また、4名以上で利用する場合も「追加メンバー数の制限」から、「ビジネス」を利用するしかありません。
納品書の作成無しで、「合計請求書」を作成したい場合も、「販売管理台帳」が使える「ビジネス」を利用するしかありません。