人事労務freeeの料金プランは「ミニマム」と「ベーシック」のどちらにすべきか?(2)~勤怠打刻機能・打刻まるめ~

前回に引き続き、人事労務freeeの料金プランである「ミニマム」と「ベーシック」のどちらを利用すべきかに関して、両プランの機能の違いを紹介します。

(2024年8月21日注記)人事労務freeeの料金プランは、2024年3月以降の新規契約・契約更新から、大きく改定となっております。改定後の料金プランに関しては、別記事で紹介させていただく予定です。

勤怠打刻機能

人事労務freeeでは、従業員がPC・スマホを利用して、出勤・退勤の打刻すること、具体的には、「出勤」「退勤」等のボタンを押して、その時間を記録に残すことが可能です。

PC・スマホがタイムカードの代わりとなります。

この勤怠打刻機能は、「ミニマム」では利用できず、「ベーシック」では利用できます。

詳細に関しては、毎度お馴染みのfreeeのヘルプセンターのホームページの勤怠打刻機能で従業員が勤怠を登録するというページをご参照ください。

事業所が多い場合、また特に従業員が毎日会社に出勤せずに客先等に直行する場合は、これは非常に便利な機能ですので「ベーシック」の利用をお勧めします。

打刻まるめ

勤怠打刻機能で打刻すると、始業前や就業後に打刻されることが多くなります。

出勤時間と始業時間、終業時間と退勤時間にズレがある場合、この間の時間は残業時間等として計算集計されてしまいます。

このような状況を防ぐために、たとえば始業時間から10分前に打刻された場合は、始業時間に出勤したとして処理する機能が「打刻まるめ」機能となります。

この打刻まるめ機能は、そもそも勤怠打刻機能が利用できない「ミニマム」では利用できず、「ベーシック」では利用できます。

詳細に関しては、毎度お馴染みのfreeeのヘルプセンターのホームページの勤務・賃金設定を追加するというページをご参照ください。

この機能なしで勤怠打刻機能を利用すると、給与計算が煩雑となりますので、便利な機能です。

今回のまとめ

人事労務freeeをタイムレコーダーとして利用する場合には、勤怠打刻機能が利用できる「ベーシック」の利用が必要となります。

事業所が多い場合、また特に従業員が毎日会社に出勤せずに客先等に直行する場合は、勤怠打刻機能は非常に便利な機能ですので「ベーシック」の利用をお勧めします。