クラウド会計freeeの法人向け料金プランは「ミニマム」と「ベーシック」のどちらにすべきか?(6)~日次残高推移・電話サポート~

今回で6回目となりますが、引き続き、クラウド会計freeeの法人向けの料金プランの「ミニマム」と「ベーシック」のどちらを利用すべきかに関して、両プランの機能の違いを紹介します。

今回でクラウド会計freeeのうち、会計に関する機能差の紹介は終わりです。次回からは、クラウド会計freeeのうち、請求書作成に関する機能差を紹介します。

(2024年8月21日注記)freeeの法人向け料金プランは、2024年7月1日以降の新規契約・契約更新から、大きく改定となっております。改定後の料金プランに関しては、別記事で紹介させていただく予定です。

日次残高推移

クラウド会計freeeには、勘定科目・口座ごとに日次で発生した借方金額・貸方金額・残高を一覧にして確認する機能があります。この機能が、日次残高推移です。

この機能を利用すると、たとえば売上高の毎日の発生額を一覧で確認することができます。

日次残高推移は、「ミニマム」だと利用できず、「ベーシック」では利用できます。

詳細に関しては、毎度お馴染みのfreeeのヘルプセンターのホームページの日次残高推移を確認するというページをご参照ください。

総勘定元帳でも日々の借方金額・貸方金額・残高は確認できます。しかしながら、一日に何件も取引がある場合は、手計算で集計するか、エクスポートしたCSVを加工する必要があります。

日々の残高を頻繁に確認する場合は、この機能を使える「ベーシック」を利用した方がよいです。

電話サポート

クラウド会計freeeでサポートを受ける方法は、メール、チャット、電話による方法があります。

メール、チャットは「ミニマム」でも「ベーシック」でも利用できますが、電話サポートは、「ミニマム」だと利用できず、「ベーシック」では利用できます。

私がサポートを利用するときは、他のことをしながら利用できる「チャット」を主に使っています。

しかしながら、「電話」の方がスムーズにサポートを受けられることもあるのは、間違いないです。

電話でのサポートを受けたい場合、「ベーシック」を利用した方がよいです。

今回のまとめ

日々の残高を頻繁に確認する場合や電話サポートを利用したい場合は、日次残高推移と電話サポートが利用できる「ベーシック」の利用をお勧めします。